はじめに
■お知らせ
このたび、バランス整体院大泉学園の人気連載【カラダのお悩み解決コラム】が一冊の本になりました!
首・肩こり、頭痛の専門院として培ってきた知識と経験をもとに、その原因の解説からセルフケアの方法まで、分かりやすく丁寧にまとめています。
これまでお届けしてきた健康記事の総集編ともいえる内容です。ぜひお手に取って、日々の体調管理やセルフケアにお役立ていただければ幸いです。


「なかなか腰痛が治らない…」
「肩こりが整体を受けてもすぐ戻ってしまう」
そんなお悩みを抱えていませんか?
腰痛や首肩こりは、多くの方が一度は経験する不調です。
特に 慢性的な腰痛・肩こり は治りにくく、「なぜ自分だけ改善が遅いのか」と不安になる方も少なくありません。
実は、症状が長引く人には 共通する原因 があります。
今回は、国家資格を持つ整体師の視点から、慢性腰痛や首肩こりが治りにくい理由を3つにまとめ、それぞれに合わせた具体的な対策をお伝えします。
この記事を読むことで、
- 慢性症状が長引く理由
- 改善を早めるためのセルフケアと考え方
- 専門家に任せた方が良いケース
がわかるようになります。ぜひ最後までご覧ください。
慢性腰痛・首肩こりが治りにくい理由3つ
理由① 回復期に普段通り動いてしまう
症状が治りかけたタイミングで、普段通りの生活動作をしてしまう方は治りが遅くなりがちです。
例えなら、切り傷にできたカサブタを我慢できずに剥がしてしまい、また出血してしまうようなもの。痛いのに首痛や腰痛に対してストレッチを我慢し無理して行うのも再発に繋がります。
痛みがある方は炎症反応が起きています。炎症が落ち着く前に無理をすると、同じところを何度も痛めてしまいます。
実際の例
70代女性のOさんは趣味の畑仕事中、右肩を繰り返し亜脱臼していました。
整体で調整し「2〜3週間は安静に」とお伝えしても、翌日には畑に出てしまい、再度繰り返し右肩の負傷してしまい、結果として痛みが長引き、肩の関節が破損(関節唇の損傷)してしまい、肩の不安定さが慢性化してしまいました。
対策
- 回復期は安静第一
首痛の炎症なら1週間、ぎっくり腰なら2週間弱は安静を心がけましょう。 - どうしても動く場合は固定具やアイシングを活用
- 首肩 → アイスパックでのアイシング
- 腰痛 → テーピングやコルセットで固定
- 膝痛 → サポーターや着圧タイツ
安静が難しい場合でも、患部をサポートすることで再発を防ぎ、治りを早めることができます。
しかし、炎症が収まるまでは原則「安静」が一番の対策方法になります。
理由② 身体の使い方が上手くない
腰痛や肩こりを繰り返す方の多くに共通するのが、体の動かし方が効率的でないことです。
例えば、腰を痛めた原因が「屈む動作」であるにもかかわらず、その後も同じように屈む動作を繰り返してしまうと当たり前ですが再発につながります。
※本来であれば、腰だけでなく股関節や膝を曲げて動くことで負担を分散できます。
体の使い方が偏っていると、同じ部位ばかりにダメージが蓄積し、慢性化してしまうのです。
対策
- 「痛っ」と感じる動きをしない
無理に痛みのある同じ動作を繰り返さないようにしましょう。 - かばって動くこと
膝が痛ければ反対の脚に重心を乗せる、首が痛ければ腰を少し反らして首角度を調整するなど、代替動作を工夫します。 - 動作改善を学ぶ
整体やリハビリで「正しい体の使い方」を習得するのも効果的です。
極論、「痛みのある動きをしないこと」が大切です。体の使い方を見直すだけでも、痛みの再発防止につながります。
理由③ 古傷や関節変形がある
過去にケガをしたり、関節に変形がある方は、治りが遅くなりやすいです。例えばですが、膝の手術後に膝自体の痛みは減っても、動きや感覚が鈍くなり、腰や股関節に負担がかかるケースは珍しくありません。
これは以下の2つの要因が関係しています。
①組織の劣化
手術や関節変形を経験した部位は、筋肉・靭帯・皮ふなどが元の状態より弱く(劣化)なっています。例えば、ぎっくり腰を放置して慢性化させてしまった過去がある場合もそうです。
②脳の痛み記憶
古傷があると、気圧変化などの刺激で自律神経が反応し、痛みを感じやすくなります。例えば、膝の半月板損傷や足首の捻挫をした過去がある場合もそうです。
対策
- 定期的なメンテナンス
整体やマッサージで体の歪みを整えると、患部への負担が減ります。これ以上悪化しないようにメンテナンスすることが大切です。 - 筋力トレーニング
- 膝の靭帯損傷 → 太ももの筋肉(特に内側広筋)を鍛える
- 腰の古傷 → 腰周りの安定性を高めるトレーニング(特に大殿筋がオススメ)
筋肉で関節をサポートすることで、古傷の不安定さを補うことができます。これはスポーツ選手のリハビリと同じ考え方です。
※しかし、徐々にトレーニング等の強度を高めましょう。急にやりすぎてしまうと痛めます。
慢性腰痛・首肩こりを改善するために大切なこと
慢性的な症状が治りにくいのは「自分の体の特徴」を知らないことも原因のひとつです。
- 回復期を無視していないか?
- 普段の体の使い方にクセはないか?
- 過去のケガや変形の影響はあるか?
こうした要因を把握することで、最適な対策を選べます。セルフケアで補える部分もありますが、自己流では難しい場合や再発を繰り返してしまっている方、治りが悪いと感じている方は専門家のチェック を受けるのが近道です。
まとめ
今回は、慢性腰痛・首肩こりが治りにくい理由を3つ解説しました。
- 回復期に普段通り動いてしまう → 安静や固定具で守る
- 身体の使い方が上手くない → 「痛い動作」を避け、かばって動く
- 古傷や関節変形がある → 定期整体メンテナンスや筋力強化で補う
これらを意識するだけでも、改善のスピードは変わってきます。
バランス整体院大泉学園では、
- 体の使い方のクセをチェック
- あなたに合ったセルフケアを提案
- 再発防止を意識した全身のバランス整体
を行っています。国家資格を持つ整体師が責任をもってサポートいたします。
「早く腰痛・肩こりを改善したい」「慢性的な不調から解放されたい」と思ったら、一度当院にご相談ください。ぜひ一緒に、慢性痛の悩みから卒業しましょう。
24時間ネット予約はLINEから可能です。
TEL 03-5935-8777
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このたび、バランス整体院大泉学園の人気連載【カラダのお悩み解決コラム】が一冊の本になりました!
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これまでお届けしてきた健康記事の総集編ともいえる内容です。ぜひお手に取って、日々の体調管理やセルフケアにお役立ていただければ幸いです。
