はじめに
今話題の大正製薬が新発売した痩せる薬「アライ」。
効果が似た薬が海外ではすでに発売されていて、ゼニカル「オルリファクト」というものがあります。
今回はその「オルリファクト」を飲み、痩せることに成功した私の実体験を踏まえて、その服用デメリット3つにも触れながら解説していきます。
※
効果は人それぞれ(体質や体型などにもよる)なので、その点はご了承ください。
「アライ」を検討している方は是非、ご覧になられて参考にしてください。
ダイエット目的で薬を飲んだ私の-7kg痩せ体験談
「アライ」に似た効果のあるゼニカル「オルリファクト」を飲んで、私は6ヶ月で-7kg痩せることができました。
もちろん、好きな油物、焼肉も好き放題食べ放題でした。
これはなぜなら、カロリー数の高い脂質が、薬の効果で、30%が体に吸収されずに排泄され、摂取カロリーが少なくなったためです。
初めはメディカルダイエットを行っている知人からオルリファクトのお話を知りました。
知人のSNSでは、毎日のように外食の写真がアップされていて、しかし、太らないスリムな体型の知人をみて、不思議に思い、理由をきいたところ、「オルリファクトを飲んでいる。けど、油がやばいでるよ」とのこと。
私も健康についての勉強になると思い、海外輸入で入手し、試しに焼肉を食べる前に1度飲んでみることにしました。
これが、、、翌日凄いことに、、。
強烈な便意で目覚め、急いでトイレに駆け込んで便を済ませようとすると、
なんと、便と一緒にラー油のような強烈の臭いを放つ液体が放たれていました。
知人からも事前に伺っていた「やばい油」、つまり、これは薬の効果で体内に吸収されずにでてきた「脂質」です。
最初のこの出来事で、本当に効果があるのだと感じたのを覚えています。
その後、普段からお腹いっぱい食べる食生活だったのですが、それを変えずに、
油っこいものや、焼肉、ラーメンなど太りそうなものを食べるときだけは、オルリファクトを飲。
飲み続け1ヶ月に1kg、コンスタントに体重は落ち続け、
半年後には、74kgあった体重は67kgになり、-7kgを達成することができました。
ズボンも1サイズ細いものを履けるようになりましたし、顔も一周りシュッと痩せて引き締まり、周りからも「痩せたね」という言葉も頂きました。
食生活を変えずに痩せることのできる可能性があると私は考えています。
しかし、デメリットも必ず存在します。
今はそのデメリットもあり、私は薬を飲んでいません。
その3つのデメリットも解説していきますので、最後まで記事をご覧なられてくださいね。
ゼニカル「オルリファクト」の効果
脂肪を体内に吸収させる酵素の働きを抑え、摂取した脂質の30%の吸収を防ぐ効果があります。その30%の脂肪(油)が、ラー油の正体です。
※痩せた後の補足
私が治療家ということもあり、仕事柄、体を動かす機会が多く、消費カロリーが多かったために、体重が減りやすかった可能性もあります。痩せやすさにはやはり、環境や個人差もあります。
ちなみに知人は「いくら食べても体重が変わらない」という効果を感じていたそうです。
デメリットその1 肌がカサカサになることがある
デメリットの1つ目としては、肌が乾燥してカサカサになってしまう可能性があることです。
これはなぜなら、薬の効果で油が排泄されてしまうことによって、皮ふの油分(皮脂)も少なくなってしまい、皮ふ上の水分がすぐに蒸発してしまい、乾燥肌を引き起こしてしまうためです。
乾燥肌は、皮ふのバリア機能が落ちてしまう状態ですので、
小さな刺激で肌のトラブルが起きやすくなってしまっています。
(私は顔の肌や背中がカサカサになりました。)
肌荒れ(肌に傷)があるタイミングで、紫外線を浴び続けると、シミになってしまうリスクもかなり高まります。
油(脂質)は摂取カロリーが高く、ダイエットの敵のようなイメージですが、
皮脂や、体の細胞1つ1つに必要なものであったりもします。
対策としてはアマニ油、エゴマ油、オリーブオイルなどの不飽和脂肪酸の人間の体にいい油を、
ダイエット薬を飲むのであれば、追加で摂取することをオススメします。
(もちろん、飲まない方にも摂取すると体にいい油です)。
デメリットその2 無意識に油(ラー油)が噴射?!
デメリットの2つ目としては、薬を摂取すると、早くて次の日の朝、
肛門から無意識のうちに異臭のする油(ラー油のような液状)が出てきてしまい、
下着を汚してしまうことがあります。
(これは私が特に印象に残った効果です)
これは、薬の効果で吸収されなかった油がでてくるためです。
薬の効果なのか、便意と放屁感も感じることが多くなるのですが、
少しの踏ん張りだけでこの油が肛門から垂れるように出てきてしまいます。
恐らく、油が液体状のため、肛門の締まりだけでは、流れを塞き止められないのだと考えられます。
くしゃみや咳、用を足す、放屁をしただけでも、油(ラー油)が垂れ出てきてしまうことがあるので注意が必要です。
また、対策というより後処理としては、トイレで油(ラー油)を排泄した際、
油が通常のトイレ磨きでは落ちない事がありますので、お湯をかけると楽に掃除ができます。
デメリットその3 体調を崩しやすくなってしまうことがある
最後のデメリット3つ目は、風邪などの体調不良を起こしやすくなってしまう可能性があることです。
これは、薬の効果で油が排泄されてしまうタイミングで、
栄養素である脂溶性ビタミンA,D,E、Kも共に流れやすくなってしまい、
栄養不足になり、免疫が低下してしまうためです。
脂溶性のビタミンは、水に溶けにくく、油に溶けやすいビタミンで、更に、油と摂取すると吸収率もあがる栄養です。
なんと、薬の効果でこの脂溶性ビタミンが直接排泄されてしまい不足してしまいます。
(デメリットその2のラー油に含まれて排泄。ラー油は栄養価高いのかもしれませんね・・・)
ダイエット薬でダイエットするならチェック【必須対策】
ダイエット薬を服用して不足する栄養素ビタミン・・・
その「各脂溶性のビタミンが不足になってしまうとどうなるのか」をまとめました。
・ビタミンAが不足
鳥目、夜盲症になります。目の明るい暗いに対しての順応が弱くなってしまい、眼球の乾燥も目立ってきます。
・ビタミンDが不足
筋肉の低下・骨軟化症など体が弱くなってしまう、骨痩せを起こして皮ふがたるむ、免疫機能の低下が起きてしまいます。
・ビタミンEの不足
体内の抗酸化機能をもっているビタミンEなので、これが不足すると体内が酸化しやすくなることで老ける、小さい子限定ですが、溶血性貧血にもなります。
・ビタミンKの不足
骨が弱くなりやすい、骨折がしやすくなる、ビタミンKは血液凝固因子と関りがあり、不足すると出血しやすく(鼻血)なる、血が止まりにくくなることもあります。
特にビタミンDが、免疫力を上げるための大切な栄養素ですので不足に気を付けなければなりません。
ゼニカル「オルリファスト」を購入する際も、一緒に飲むとオススメ!
とサイト上で表示されていたのがビタミンDのサプリメントでした。
私自身も風邪を引きやすくなった体感がありました。
薬を飲む前は、年に1度、体調を崩すタイミングが合ったり無かったりでしたが、
薬を飲むようになってからは、年に4,5回は体調を崩すように私はなりました。
メディカルダイエットを知れたことは勉強になりましたが、
治療家として、体調を崩しやすいというのは本末転倒。
私は健康を提供する立場として、体調万全で整体をしたいと考え、、
まずは自分の健康を第1に「痩せる」効果に魅力を感じていましたが、
今では、一旦、薬を飲むことをストップしています。
対策として、薬を飲む方は余分に脂溶性のビタミンサプリメントを多く飲むことをおススメします。
※下記は、体調回復させるために、私が慌てて摂取したオススメサプリメント(Amazon)です。
ダイエット薬を検討されている方、使用されている方はご参考にされてください。
■ビタミンA&D (10,000400) 100ソフトカプセル Now Foods ナウフーズ
■NOW Foods(ナウ・フーズ) [海外直送品] ナウフーズ ビタミンD-32000 IU240ソフトゲル
■ナウフーズ E-400(d-アルファ・トコフェロール) 250錠
■NOW Foods ナウフーズ – ビタミン D3 & K2 – 120ベジタリアン用カプセル
ダイエット薬を飲みながらダイエットするなら
上記、全てのビタミン(特にビタミンDは必須)を飲み続けながら行うことを強くオススメします。
おわりに
痩せ薬を飲んでのメディカルダイエット。
「薬を飲んで、ラクして痩せることができる!」
かなり、そそられるお薬ですが、飲んだ後の対策が大切です。
各デメリットの部分に、対策も記されていますので、気になる方は繰り返しご覧なられてくださいね。
-7kg成功した実体験も踏まえて、私が特に感じたデメリット3つを紹介いたしました。それを踏まえて健康的な痩せを目指していきましょう。
特に伝えたいことは、出る分の栄養素は更に過剰に摂取することで、健康的にメディカルダイエットに臨むことができるはずです。
そして、ダイエットに成功し、体の中性脂肪が減ってしまうことで、体温が低下してしまうと、
血行不良になり、肩こり腰痛を引き起こしやすくなってしまいます。
そのお身体の不具合は当院の整体でメンテナンスすることが可能ですので、体の不調を感じた際は、お気軽にお電話ください。
痩せた後のアフターフォローお任せください!
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