はじめに 自身の腰痛ぎっくり腰の経験から生まれたセルフケア!
実は、整体師のわたしも腰痛ぎっくり腰をなんども経験したことがあり、
自身のセルフケアで『働きながら、2週間ほどで腰痛ぎっくり腰を治す』ことができました。
今回は、その中でも特に効果的だった、セルフケアを3つご紹介したいと思います。
私の整体院では、ぎっくり腰の治る回数の目安として、
期間として1週間~10日間、回数にして3~4回の施術をめどに患者さんにいつも説明しています。
(安静と再発がないことが前提の、理想的な治る見込み期間です)
当院の整体費用換算(1回5000円)すれば、治療費を約20000円おトクにすることができます。
ご参考にしてください。
※
職業柄や、生活習慣によって、どうしても安静を保てないせいで再発をくりかえし、
今回のセルフケアが役に立たない・・・という方は、ぜひ、一度当院の整体治療をご予約ください。
整体師が行うセルフケア①
1つ目に、初期は『アイシング』、中期は『常温』、後期は『温め』をおこなうことで、
最短で腰痛ぎっくり腰を治すことができます。
なぜなら、ぎっくり腰は、いわゆる腰のケガで、ケガは共通して、
上記の流れが1番効きます!血行の流れが正常に近づくことで、早く良くなるためです。
腰痛ぎっくり腰において
初期(1日から2日の間くらい)は、患部に強い炎症が起きているケースが多いです。
炎症は早く治すために血液が患部に集中する人体の反応なのですが、
初期は必要以上に血液が集中して流れてきてしまい、しかも腫れて痛みを感じます。
なのでこの炎症や腫れを最小限におさえるために、『アイシング』、つまり、冷やすことが有効です。
それをすることによって、腰痛ぎっくり腰の初期の強い痛みを最小限におさえることができます。
中期(2日から7日の間くらい)は、『常温』又は、冷やさないようにすることにシフトし、炎症後の自己治癒力の働きを高めます。
後期(7日から14日の間くらい)は、痛みがぶり返していなければ『温めて』あげることによって、
患部の血流を良くし腰痛ぎっくり腰をふだん通りの正常に近づけていきます。
ちなみに、「初期」においてのアイシング方法は、
痛いところを保冷剤やアイスパック、それが難しければシップでおこなってあげるのが理想的です。
整体師が行うセルフケア②
2つ目のセルフケアとしてはできるだけ常に腰の『コルセット』を着用することです。
なぜなら、腰のコルセットを着用することで、腰痛ぎっくり腰の患部を、
固定することができ、安静安定化しやすくすることによって、
最短でよくなることにつながるからです。
かなり王道的なセルフケアになりますが、『コルセット』着用は、
腰痛ぎっくり腰の早めの回復にも有効ですし、予防にも打ってつけのアイテムです。
腰痛ぎっくり腰は、日常生活で痛いのに動いてしまうことによって、
再発をくり返しやすくなってしまうのですが、それをコルセットを着用することで、
患部を固定させ動かなくさせることにより、最短でよくすることができます。
オススメの着用タイミングは、寝るとき、入浴、食事中以外は着用することです。
更なるオススメは、私自身の経験談からですが、「寝るとき」も着用することです。
なぜなら、腰痛ぎっくり腰の特徴として、朝起きたときに強い痛みを感じることが多いのですが、これを防ぐことができるためです。
朝起きたときの強い痛みは、寝ている間の脱力で骨盤が緩んでしまい、患部が動いてしまうことにあります。
寝ているときも、コルセット着用をしてあげることによって、
この骨盤の緩みを最小限におさえることができ、
寝起きの痛みや再発のリスクをおさえる事ができるのです。
リスクとして、内臓が圧迫され続けることで、ガスがたまる、便秘になりやすくなるリスクがありますが、
私でしたら、そのリスクを我慢してでも早く良くなるのなら、寝る時もコルセット着用をします。
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整体師が行うセルフケア③
最後は『痛い動き』をしないことで、最短で腰痛ぎっくり腰を治すことができます。
腰痛ぎっくり腰は、腰の関節や筋肉のケガです。
なので、痛いのに無理に動くこと、ストレッチをすること、筋トレをすることは
ケガ部分にストレスがかかることで更に悪化してしまうケースがあります。
ですので『痛い動き』をせずに安静に過ごすことが、最短で腰を治すためのコツの1つになります。
よく腰痛やぎっくり腰に対してストレッチなどのセルフケアをおこない、
悪化してしまって来院される患者さんがいらっしゃいますが、
正にケガを自分で悪化させてしまっているためです。
ようするに、腰にできてしまったキズが痛いのに、伸ばす、動かすなどを
くり返すことによってぶり返し、治りを悪くさせてしまうのです。
皮ふにできた切りキズも早く回復するには、患部の安静が必須ですよね。
つまり、腰痛やぎっくり腰も、痛くない姿勢や身体の動きをどれだけできるかに早期回復がかかっているのです。
何かをしたくなる焦る気持ちも十分に分かりますが、養生したほうがいいケースも多くあります。
腰痛ぎっくり腰をかかえてしまった時は、落ち着いて『痛い動き』をしないようにして、安静にしましょう。
オススメは横向きになって、ごろごろ寝ていることが理想的です。
その時に、腰痛ぎっくり腰の痛い側がわかるのであれば、痛い方を上にして横向きになってあげられると、より回復が早いので試してくださいね。
おわりに
整体師治療家の私が腰痛ぎっくり腰になってしまった時に、
自力で最短で治すために気をつけているセルフケア3つをご紹介させていただきました。
治している立場での経験則なので、多くの方に再現性のある
そして、効果のあるセルフケアだと考えています。
是非、ご活用ください。
例外として、やはり、職業柄や生活習慣レベルで、腰痛ぎっくり腰の安静がどうしてもとれない・・・
という方にとっては、今回のセルフケアが難しい点もあると思われます。
今回のセルフケアを試してみて治らない方や、再発をくり返してしまう方、
症状のケースに合わない方は、重症の可能性がかなり高いので、
そんな方は腰痛ぎっくり腰の治療も対応できる当院に、1度、ご相談ください。
慢性化し、難治な症状になる前にしっかりとケアすることをオススメします。
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