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妊婦が腰痛になりやすい原因3つと整体法・セルフケアを整体師が徹底解説!

はじめに

妊娠は喜ばしい時期である一方、体に様々なダメージがかかる時期でもあります。

その中でも特に多いのが腰痛です。

妊娠中に腰痛にかかる女性は多く、実際に全妊婦の50%以上

何らかの腰痛に悩まされていると言われています。

妊娠中の腰痛の原因は複数考えられますが、

多くは体の構造的な変化ホルモンの影響が大きく関わっています。

この記事では、妊婦が腰痛になりやすい原因3選と、

当院の整体法セルフケア方法を紹介し、

妊娠中の腰痛を改善・予防するための具体的な対策を提案します。

ぎっくり腰をしてしまった妊婦患者 Mさんの改善例

Mさんは妊娠6か月の時点で、突然ぎっくり腰になりご来院されました。

もともと腰痛の症状は軽かったものの、お腹が大きくなるにつれて腰への負担が増し、

床に置いてあるものを屈んで手に取り、立ち上がろうとした際に急激に悪化したようです。

ぎっくり腰の痛みで日常生活にも支障をきたし、歩くことすら辛い状態とのこと。

当院ではMさんに対して、股関節の動きを取り戻すことを目的にした整体を行いました。

また、骨盤の関節(仙腸関節)のゆるみにも対応し、骨盤の安定性を回復させる施術を行い、

Mさんに妊婦さんならではの腰痛対策セルフケアも自身で行っていただきながら、

3回目の施術を経て、Mさんの腰痛は大幅に改善し、

日常生活も問題なく送れるようになるように快復することができました。

このように、妊婦特有の腰痛にも適切な整体とセルフケアを取り入れることで、

効果的にすばやく症状を改善することができます。

妊婦が腰痛になりやすい原因3

妊娠中の腰痛にはいくつかの原因がありますが、

ここでは臨床現場でも特にみられる

代表的な3つの原因について詳しく解説していきます。

反り腰

なぜなら腰が反らされ続けることによって、腰の関節炎を引き起こしやすくなってしまうためです。

妊娠中、特にお腹が大きくなる後期にかけて、妊婦の姿勢は大きく変わります

お腹が前に突き出ることで、自然に背中、そして腰が反りやすくなります。

この状態を「反り腰」と言います。

反り腰は、腰椎の過度な前弯カーブを引き起こし、関節や筋肉に大きな負担をかけます

その結果、腰痛が発生しやすくなってしまうのです。

特に反り腰の姿勢が続くと、関節炎を引き起こす可能性が高くなります。

関節炎の腰痛は腰を反った時に痛みの出るタイプのものです。

反り腰腰痛について詳しく知りたい方は↑をタップ!!

さらに、妊娠中はホルモンの関係で、関節が柔らかくなっているため、

反り腰姿勢を続けてしまうだけで、前湾カーブが強くなってしまい

腰痛をさらに悪化させやすいという仕方がない理由もあります。

股関節の動きの低下

これは体の前かがみや反らす動き、捻る動きなど様々な動きに、股関節が大きく関わっているためです。

妊娠中は体重が増加し、股関節にかかる負担も増えます。

さらに、妊娠中に分泌されるリラキシンというホルモンが、関節や靭帯を緩め、股関節の安定性を低下させてしまいます。

この結果、股関節の動きが悪くなり、腰や骨盤に負担がかかってしまいます。

具体的には、股関節が十分に動かないことで、

前かがみや反らす動き、捻る動き、歩くときや体を動かすなどの様々なシーンで、

腰や骨盤が股関節の動きをかばうように動きすぎてしまいます。

それが腰の筋肉や関節に負担をかけることによって、腰痛の原因となります。

骨盤(仙腸関節)のゆるみ

これは、骨盤の土台の関節が緩むことによって、

体幹が不安定になってしまい、腰にかかる負担が増えてしまうためです。

妊娠中に分泌されるリラキシンは、骨盤周辺の関節や靭帯を緩める働きを持っています。

これにより、骨盤の関節、つまり、仙腸関節(骨盤と背骨をつなぐ関節)が不安定になりやすくなります。

仙腸関節がゆるむことで関節の連動が上手くいかずに

骨盤全体&体幹が不安定になり、反り腰の悪化や、

関節の連動の悪さを腰の筋肉のみで支えるなどのダメージがかかり、腰痛を引き起こします。

仙腸関節のゆるみは、妊娠後期や出産直後に特に現れることが多く

この不安定さが腰痛の根本的な原因の一つとなることが多いです。

当院はどうやって整体するのか?

当院では、妊娠直前までは骨盤の関節(仙腸関節)を適度に調整するのはもちろん、

股関節の状態を良くすることは、骨盤の安定性回復・動きをサポートさせることにおいて大切になってきます。

股関節の動きをつける整体法

これによって骨盤の歪みや仙腸関節の不安定さに対しても、

股関節の動きがサポートしてくれるようになり、骨盤全体のバランスを整えることができます。

多くの妊婦さんは3回ほどの整体で腰痛が安定しやすいです。

痛みがひどい場合(強い関節炎を起こしている、筋肉の肉離れを起こしている)は、個々の状態に合わせて施術を調整します。

炎症が強く出ている場合、炎症が引くまで痛みは残りますので、

セルフケアとしてアイシングをオススメすることがあります。

ご参考いただければ幸いです。

セルフケア

整体と並行して、自宅でもできるセルフケアを行うことで、

今回のMさんのように妊娠中の腰痛をより効果的に改善・予防できます。

妊娠中は出産の準備のため、嫌が王にも骨盤(仙腸関節)が開き、

腰の故障をかかえてしまうことが多いため、

是非、以下のセルフケア方法をぜひ取り入れてみてください。

マタニティベルトをつける

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マタニティベルトは、妊娠中の腰や骨盤周りをサポートするためのベルトです。

いわゆる妊婦さん用の骨盤腰痛コルセットのようなもので、着用によって腰痛を軽くさせます。

お腹が大きくなり、骨盤や腰に負担がかかりやすい時期に、

このベルトを装着することで、骨盤が適度に閉まり安定性が向上し、

腰痛を軽くさせることができます。

特に、仙腸関節がゆるんでいる場合や股関節が不安定な場合に、マタニティベルトが有効です。

体を動かすときや長時間立っているときに使用すると、

腰への負担が全然ちがう事を実感できると思います。お試しくださいね。

キャット&カウエクササイズ(猫のポーズ)

なぜなら背骨と骨盤の柔軟性を高め、腰にばかり負担が行くことを防ぐことができるためです。

キャットポーズ

四つん這いになり、息を吐きながら背中を丸め、頭を下げる。

②カウポーズ

 息を吸いながら背中を反らし、頭を持ち上げる。

この①②の動きを交互に行い、背骨と骨盤の柔軟性を高めましょう。

無理のない範囲でゆっくり行うことが大切です。

結局妊婦さんの腰痛は、

この背中や骨盤の動きを取り戻すのが、キャット&カウエクササイズ(猫のポーズ)です。

妊婦でない腰痛の方にもおすすめのセルフケアです!お試しください!!

おわりに

妊娠中の腰痛は多くの妊婦さんが抱える悩みですが、

正しいケアを行うことで症状を和らげることができます。

整体とセルフケアと併用することで、腰痛の改善はもちろん、

体全体のバランスを整え、健康的な妊娠生活をサポートすることができます。

お母さんの心身の状態が良ければ、お腹の子への影響もとてもいいです♪

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