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マッサージをしても治らない?!内臓炎症からくる腰痛の特徴と対策5選を整体師が解説

はじめに

腰痛は、当院にいらっしゃる方の中でも非常に多い症状です。

多くは「筋肉の張り」「骨格・関節のゆがみ」「姿勢不良」などが原因ですが、実は内臓の不調が腰痛として現れているケースが一定数存在します。

そのなかでも特に見逃されやすいのが、内臓の炎症(多くは腎炎)や腎臓疲労からくる腰痛です。

これは、筋肉や骨格に問題がなく、マッサージや整体をしても治らない腰痛の大部分が、実はこのタイプであることも少なくありません。

この記事では、国家資格をもつ整体師として、臨床現場で数多くみてきた「内臓の炎症由来の腰痛」の特徴セルフチェック実際の臨床ケース改善法・セルフケアをわかりやすくまとめています。

なかなか腰痛が治らない
叩打痛(腰をたたくと響く不快感)がある
✔ 発熱・むくみ・尿トラブルがある

こういった場合は、ご自身の腰痛のタイプを判断する重要な材料になりますので、ぜひ最後までお読みください。

内臓由来の腰痛セルフチェック

以下に2つ以上当てはまる場合、内臓の炎症や疲労が腰痛を生み出している可能性が高いです。

  • マッサージや整体を受けても腰痛が改善しにくい
  • 腰痛がひどいときに発熱をともなうことがある
  • 食後に腰痛が強くなるときがある
  • 背中側(腰の少し上)を叩くと、みぞおちに響くような痛みがある
  • 足のむくみが強い、尿を我慢する癖がある
  • 水をあまり飲まない・コーヒーやお茶をよく飲む
  • 塩辛いものや炭水化物を食べたあと腰が重くなる

2つ以上当てはまる方は、内臓の炎症・疲労の可能性が高いと考えられます。

※注意

実際の臨床ケース紹介(当院での実例)

【ケース1】50代女性 マラソン時に腰痛が出る → 原因は「水分不足による腎臓の炎症」

50代女性のMさんは、趣味のマラソン中に5kmほど走ると腰にズキッと痛みが出るようになり、1ヶ月続いたため整骨院・整形外科へ伺ったとのこと。

しかし、レントゲンを撮っても筋肉や骨格には大きな異常がなく、整骨院でマッサージを続けるも改善がみられませんでした。

紹介で当院を受診され、動作検査では問題なし。しかし、背腰部を軽く叩くと「みぞおちに響く痛み」があり、これがマラソン中の痛みと一致

腎臓由来の腰痛と判断し、「毎日2〜3ℓの水をこまめに飲む」というシンプルな生活改善を指導しました。

1週間後の再来院時には、「腰痛がほぼ消え、マラソン時も痛くない!」と喜ばれていました。

原因は慢性的な水分不足による腎臓の軽度炎症でした。

【ケース2】60代女性 むくみ・こむら返り・慢性腰痛 → 大きな原因は「脱水」

60代女性Bさんは慢性腰痛で来院されていましたが、ある日、

  • こむら返りが頻発
  • 足のむくみが強い
  • 腰痛はあるのに、整体後も全く改善しない

という状態で来院されました。

腰の筋肉を押しても痛くないものの、叩打すると、「みぞおちまで響く」鋭い痛みがあり、内臓由来の腰痛が疑われる反応がありました。

うかがうと、内科と泌尿器科で腎臓の数値を指摘されていたとのこと。

腎臓は、老廃物や余分な塩分を尿として排出する働きがありますが、

水分不足 → 血流低下 → 老廃物(細菌)が流れない → 逆流 → 腎炎へ

という流れで負担がかかると腰痛として現れます。

すぐに施術の計画を切り替え、水分摂取を増やすよう指導し、数日後には腰痛も改善しました。普段の慢性腰痛の治りが悪いなと感じたら、内臓由来のものを疑ってアプローチを変えるのが大切です。

「マッサージや整体では治らない腰痛」は内臓性の可能性が高い例です。早期の見極めが非常に重要です。

内臓由来の腰痛を放置した場合のリスク

内臓由来の腰痛のほとんどが腎炎由来のものが多いですが、腎臓の炎症による腰痛は軽視されがちで、放置すると大きな問題に発展することがあります。

腎炎を放置し続けると、慢性腎炎 → 腎不全へ進行する可能性があり、最悪の場合「透析」が必要になることもあります。

腎臓は一度壊れると元に戻らないため、機能が低下すると、透析でしか老廃物を排出できなくなります。

※「ビールは水分だから飲んでいるから大丈夫」という方もいますが…アルコールは利尿作用で水分を奪うため逆効果です。

補足 腎臓以外の可能性(叩打痛がある場合)

背中〜腰を軽く叩いて響くような痛みがある場合、疑われる重い疾患は以下の通りです。

  1. 急性腎盂腎炎(発熱を伴うことが多い)
  2. 尿路結石(背中に走る痛み・血尿)
  3. 腎梗塞(突然の激痛)

これらは医療機関の受診が必要です。その他には、膀胱炎や、胆石風邪を引く前の前兆、単純に腰の筋肉・関節が強い炎症を起こしていたなどのケースもあります。

「ただの腰痛と思って放置」するのは危険ですので注意しましょう。

内臓由来の腰痛 自宅でできる対策・予防法5選

① こまめに水を飲む(最低2ℓ/日)

腎臓のケアには「水」が最重要です。「水分をこまめに摂る」を継続することで、腎臓が老廃物を流しやすくなり、炎症の予防になります。

  • 朝起きてコップ1杯
  • 食事中・間に必ず飲む
  • 運動後は多めに飲む
  • アルコール摂取後は飲んだ倍以上の水を飲む
  • 薬を飲んでいる場合、いつもより多く飲む

症例ケースでもあったように、水を増やしただけで改善した例は非常に多い です。

② カフェイン・アルコールを控える

カフェイン・アルコールには強い利尿作用があります。以下は水分補給にはなりません。

  • コーヒー
  • 緑茶・ウーロン茶
  • エナジードリンク
  • お酒

水のつもりでお茶を飲み続けて脱水になり、内臓に負担をかけている方が非常に多いです。水か、ミネラルが多い麦茶がおすすめです。

③ 横になって休む(内臓の負担を減らす)

内臓は血流が多く必要な臓器のため、立って動いているだけで負担がかかります。横になると体がリラックスし、副交感神経が優位になり、内臓活動の正常化→血流が改善します。

その結果、腎臓の炎症が鎮まりやすくなり、腰の重だるさが軽減することが多いです。

また、「横になると腰が楽になる」という場合は、内臓由来の腰痛の可能性が高いサインです。

④ 腰の腎臓の裏側を温める(血流改善で老廃物の流れを助ける)

腎臓の裏側(腰より少し上)を温めることで、腎臓周囲の血流が良くなる→老廃物が流れやすい状態になり、腰痛が軽くなります。

軽度の腎炎や腎臓疲労の際に「温めると楽になる」のはこのためです。

※おすすめの温め方

  • 湯たんぽ
  • ホットパック
  • 使い捨てカイロ(厚手の服の上から)
  • コルセットを巻く

低温やけどには注意しましょう。

⑤ マッサージはしない(腎臓由来の腰痛は筋肉が原因ではない)

腎臓が疲れていると、その周囲の筋肉が防御反応で硬くなるため、強く揉むともみ返しや悪化を招くことがあります。

筋肉をほぐしても良くならない腰痛は、内臓由来の典型的なパターンです。

原因を見極められる施術者にチェックしてもらうことで、改善の方向性が正しくわかります。

まとめ 中々治らない腰痛は“内臓”を疑ってください

  • 叩打痛がある
  • むくみ・水分不足の傾向がある
  • 食後や運動後に腰が痛くなる
  • マッサージしても治らない
  • 発熱を伴うことがある

こういった症状がある方は、内臓の炎症・腎臓疲労が原因の腰痛かもしれません。

当院では施術前に必ず原因を見極め、

  • 内臓由来か
  • 筋肉・関節由来か
  • 自律神経由来か

    を判断し、最適な施術や生活アドバイスを行います。

必要があれば医療機関をご案内することもできますので、

「自分の腰痛の正体がわからない…」

という方は、お気軽にお問い合わせください

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