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首肩こりからくる?!頭痛の原因3つと対処法を整体師が解説!

はじめに

当院では「頭痛」に関するお悩みを多くの患者さまからご相談いただいており、特にその改善を得意としています。

頭痛にはさまざまな原因がありますが、病的なものを除くと、多くの場合は日常生活や体の状態に起因する3つの原因が大半を占めています。

この記事では、頭痛を引き起こす3つの主な原因と、それぞれの効果的な対処法を分かりやすく解説します。

とお考えの方に、この記事が少しでもお役に立ち、日々の生活が快適になるお手伝いができれば幸いです。


頭痛の原因には命に関わる重大な疾患が含まれる場合もあります。

以下の内容は、医師による診断を受けた上で病的ではないと判断された方に向けたものです。ご不安な方は、1度、専門の医療機関での受診をおすすめします。

また、当院にいらした際に対応外の頭痛症状の場合は、専門の医療機関の受診をすすめます。

原因その1:食いしばり・歯ぎしり

症状と原因

近年、ストレス社会の影響で無意識の食いしばりや寝ているときの歯ぎしりが増加しており、それが頭痛の原因となるケースが多く見られます。

これは側頭筋といった噛む動作に関与する筋肉が緊張し、頭の横にある血管神経が圧迫されることで頭痛が引き起こされるためです。

特徴的な症状

  • 頭や顎の疲労感
  • 腕が全体がだるい感じがする
  • 舌に歯形がつく
  • 顔のエラ張りが目立つ
  • 朝起きた時に辛い(歯ぎしり)
  • 日中~夜にかけて辛い(食いしばり)
  • 首の前が凝っている感じがする

対処法

ストレス発散は当たり前として、下記の3つの対処法がオススメです。

  1. 頭痛部分を温める
    • ホットパックやカイロを使い、側頭部首の前を温めて筋肉をリラックスさせます。血行が改善され、自律神経も整いやすくなります。
    • お風呂で体を温め、全身をリラックスさせるのも効果的です。
  2. 低い枕を使って寝る習慣
    • 低めの枕を使うことで、顎が自然に上向きになり、奥歯が触れにくくなるため、歯ぎしりを予防する効果が期待できます。
  3. 噛む筋肉にマグネシウムオイルを塗る
    • マグネシウムは皮下浸透し、筋肉を柔らかくさせる効果があり、頭痛を緩和させます。
      咬筋胸鎖乳突筋斜角筋にマグネシウムオイルを塗ります。こめかみ(側頭筋)に直接塗り込むのも◎です。
    • 1日2回、3週間継続頂くと変化がわかりやすいです。30分ほどでマグネシウムは皮下浸透を終えますので、その後はふき取っても大丈夫です。


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      実際に当院でも販売、使用しているマグネシウムオイルをご紹介します。
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原因その2:首のズレ・ゆがみ

症状と原因

首をグルグル回すストレッチや、長時間のデスクワーク、無理な姿勢で寝ることにより、首の関節(頚椎)のズレが生じると(寝違えのようなものです)、後頭部の神経や血管が圧迫され、頭痛が引き起こされます。

特に首の関節(頚椎)の3番と4番のズレが頭痛に関係しやすいとされています。

特徴的な症状

  • 眼精疲労
  • 肩こりや首こり
  • 肩甲骨の間が痛い
  • 首を反らすと痛い
  • 朝起きた時に頭痛がする(寝違え)

対処法

  1. 少し高めの枕で就寝する
    • 仰向け寝
      顎が軽く引ける高さの枕を選びます。
    • 横向き寝
      肩幅ほどの高さの枕を使用すると効果的です。
      高さを適切にすることで、首の負担が軽減し、頭痛や肩こりが和らぎます。
  2. 首のアイシング
    • 首の関節がズレると慢性的に炎症を起こします。その炎症を抑えるためにもアイシングが有効です。オススメは、アイスノン枕を使って睡眠をとることです。

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原因その3:自律神経の乱れ

症状と原因

天候の変化(特に低気圧)が原因で、自律神経のバランスが乱れ、いわゆる「気圧頭痛」を引き起こすケースがあります。

これは耳の内耳にあるセンサー(前庭神経)が気圧の変化を過敏に察知し、頭痛やめまいを引き起こすものです。特に片頭痛の一種として女性に多く見られます。

また、室内室外の寒暖差や、季節の変わり目など様々な外的要因ストレスによっても、自律神経が乱れてしまい頭痛が引き起こされることがあります。

特徴的な症状

  • めまいや倦怠感
  • 雨が降る前の低気圧で頭痛がする
  • 日によって症状が変わる
  • 外に出ると頭痛がするが少しすると落ち着く
  • 呼吸が浅い感じがする
  • 寝ても疲れがとれない感じがする

対処法

  1. 首のケアを徹底する
    • 治療院や整体院での定期的なケアをおすすめします。首の神経圧迫や食いしばり・歯ぎしりを整えておくことで、気圧の影響を受けにくくなります。
  2. 耳のマッサージ
    • 耳を心地よい強さで引っ張ったり、回すことで、内耳の血流が改善され、自律神経が乱れにくくなります。
  3. 水分を1日2~3ℓは飲む習慣
    • 身体は脱水状態になると浮腫み、自律神経が乱れやすくなります。実は、自律神経が乱れやすい体質の人は殆どが脱水で浮腫んでいます。
      水を小まめにのむ習慣を身に着け、水分代謝をよくすることで自律神経を安定させましょう。

具体的な改善例と患者さんの声

30代女性 Hさんの症例ケース

Hさんは、以下のような複合的な頭痛に悩まされていました

  • 左の頚部捻挫による、左後頭部や目の周辺に生じる頭痛
  • 右の食いしばり・歯ぎしりによる右こめかみの頭痛
  • 雨が降る前の気象痛(気圧の変化による頭痛)

治療の経過

Hさんは当院にご来院いただき、以下のような施術とアドバイスを受けました。

  1. 首のズレの調整
    • 頚部捻挫によりズレが生じていた3番・4番の頚椎を重点的に施術し、3~4回の施術で症状が大幅に改善。
  2. 食いしばり・歯ぎしり対策
    • 顎関節を整える施術と合わせて、ストレス軽減のためのセルフケアを提案。
    • ただし、ストレス性で再発しやすいため、持続的にセルフケアを行う必要があります。
  3. 気象痛への対応
    • 気圧の変化を受けにくくするため、首のズレと食いしばり・歯ぎしりストレスを減らす施術を継続中。
    • 以前よりは気象痛が楽になり、生活の質が向上しています。

患者さんの声

Hさんは現在も月1回のメンテナンスでケアを続けていますが、症状の軽減により、以前よりも快適に生活できるようになりました。
Hさんからは以下のような嬉しいコメントをいただいています。

「まだ頭痛はありますが、以前より全然楽になったので、生活がしやすいです!しかも以前は整骨院に週2回行かないと辛かったのに、今は月1回のメンテナンスで済むので経済的にも助かっています。」

Hさんの症例からの学び

  • 頚部のズレによる頭痛は、変形(骨棘)がない限り、根本改善が可能です。
  • 一方で、食いしばり・歯ぎしり気象痛は、外部環境やストレスの影響を受けやすいため、継続的なケアとセルフケアが必要です。
  • Hさんのように、頭痛の原因が複合しているケースは珍しくありません。複数の原因に対して適切にアプローチすることが、早期改善へのカギとなります。

おわりに

当院では、頭痛の原因となりやすい「寝違え」「首のズレ」「歯ぎしり」への対策として無料の枕高さ診断を行っています。

また、この記事の対処法でまったく改善しない場合は、病院(脳神経内科や脳神経外科など)での精密検査を強くおすすめします。


大泉学園で唯一の「首肩こり頭痛の専門院」として、皆さまの健康をサポートいたします。

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