はじめに
肋間神経痛は、肋骨の間を走る神経が刺激され、強い痛みを引き起こす症状です。
この痛みは、
咳をしたり、くしゃみをしたり、深呼吸をしたりすることで悪化することがあり、
日常生活に大きな支障をきたすことがあります。
原因は様々ですが、
- 神経の圧迫や損傷
- 帯状疱疹(過去に水ぼうそうになった方)
- 筋肉の緊張
交通事故などの外傷を除き、上記が挙げられます。
肋間神経痛の治療には薬物療法が一般的で、整体も有効ですが、
痛みを緩和し、予防するためには、日々の栄養管理も大切です。
本記事では、肋間神経痛に効果が期待できるビタミン栄養素を5つ紹介し、
痛みを和らげるだけでなく、再発予防のための体質改善についても解説していきます。
肋間神経痛に悩まされていた30代女性Kさんの改善例
長く続くしつこい肋間神経痛に悩まされていたKさんは、当院で整体をしながら、
5つの栄養素を積極的にとりつづけることで、痛みが無くなるまで快復しました。
これは、栄養素によって神経痛を起こしにくい体質を手に入れることができたためです。
Kさんは、30代の女性で、デスクワークが主な仕事。
彼女は長時間の同じ姿勢やストレスからくる緊張によって、肋間神経痛を発症しました。
痛みは日を追うごとに悪化し、深呼吸や体をひねる動作ができないほどでした。
最初は整形外科で処方された鎮痛薬で痛みを抑えていましたが、
薬の効果が切れるとすぐに痛みが戻ってくるため、
根本的な解決策を求めて当院にいらっしゃったとのこと。
当院としては、
Kさんに対してまず背骨の関節を整える施術を行い、肋間神経にかかるダメージケアをした後、
並行して、肋間神経痛に効果的なビタミン栄養素5つをとることをオススメしました。
これは、あまりにも痛みが長引いているため、栄養不足を疑ったためです。
特にビタミンB群とマグネシウムを中心に、
栄養バランスを意識した食事、又は、サプリメント摂取を提案。
Kさんは、食生活の見直しを始めてから徐々に痛みが軽減し、
数週間後には痛みを感じることなく日常生活を送ることができるようになりました。
体質改善されたおかげか、半年に1度は感じていた肋間神経痛がぶり返される気配も無く、今に至っているとのこと。
今回のKさんのケースは
栄養管理と整体によるアプローチが肋間神経痛の改善に効果的であることを示しています。
では、具体的にどのようなビタミン栄養素が肋間神経痛に効果があるのか、次にご紹介していきます。
肋間神経痛に効くビタミン栄養素5選
肋間神経痛に効くビタミン栄養素としては、
- ビタミンB群
- ビタミンE
- オメガ-3脂肪酸
- マグネシウム
- タンパク質
の5つがあります。
これは、実際に私が肋間神経痛で苦しんでいた時に、
取るようにしていた栄養素で、飲み続けてからは1度も症状がでてきていません。
さらに詳しく解説していきます。
ビタミンB群
ビタミンB群、特にビタミンB1、B6、B12は、神経の健康に大切な栄養素です。
なぜなら、これらのビタミンは神経細胞の修復・再生をサポートし、神経の痛みを和らげる効果があるためです。
食品としては、
豚肉、魚、卵、乳製品、豆類などに多く含まれています。
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Kさんも、ビタミンB群を食事とサプリメントで取ることにより、
神経の炎症が落ち着いたおかげで痛みが軽くなりました。
ビタミンE
ビタミンEは、強力な抗酸化作用を持ち、神経細胞を酸化ストレスから守ります。
これにより、神経が健康になり、神経痛のリスクが減る効果があります。
食品としては、
ナッツ類、種子類、緑黄色野菜、植物油などに含まれています。
Kさんも毎日の食事にこれらの食品・サプリメントを取り入れ、神経の健康をサポートしました。
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オメガ-3脂肪酸(DHA・EPA)
オメガ-3脂肪酸(DHA・EPA)は、体内の炎症を落ち着かせる効果があり、
神経の炎症も例外なく落ち着かせる効果があります。
食品としては
魚油や亜麻仁油、クルミなどに豊富に含まれています。
Kさんは、魚を積極的に食べるようにし、サプリメントも取り、
体内の炎症が減少したことで痛みが軽くなりました。
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マグネシウム
マグネシウムは、筋肉の弛緩に役立つミネラルで、筋肉のこわばりやけいれんを防ぎます。
これにより、背骨間においての肋間神経への圧迫ストレスを防ぎ、痛みを和らげる効果があります。
食品としては、
ナッツ類、豆類、ほうれん草、バナナなどに含まれています。
Kさんも、マグネシウムを意識して食事とサプリメントをとることで、
筋肉の緊張が和らげて神経痛を落ち着かせることができました。
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タンパク質
タンパク質は、体の回復に欠かせない栄養素であり、もちろん、神経細胞の回復にも大切です。
また、タンパク質はあらゆるビタミン吸収時に使われる栄養素であり、
しっかりと取ることでビタミン吸収率を底上げする優れものです。
食品としては、
魚や肉、大豆製品などがオススメですが、
基本、タンパク質は食事では取る量が不足しがちになってしまうので、
「プロテイン」を一緒に取ることをオススメしています。
Kさんもタンパク質を豊富に含む食品とプロテインを
バランスよく取り入れることで、神経の回復を早めることができました。
Kさんにオススメしたプロテイン
※(含有量を無視した私の好みとコスパ重視)
■ALPRON (アルプロン) ホエイプロテイン WPC (チョコ風味, 1kg)
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手っ取り早く治したい方へ
肋間神経痛をすぐに治したい場合は、
整形外科で処方される薬物療法と整体を組み合わせるのがオススメです。
特に、ビタミンB12の一種であるメチコバール(メコバラミン)は、
神経の回復を助ける効果があり、神経痛を軽くさせるのに有効です。
(オススメの栄養素ビタミン5選にもあったビタミンB群です)
ただし、肋間神経痛の予防や再発防止には、
日ごろから、ビタミン栄養素をバランスよく取り、体質改善することが大切です。
Kさんのように、日ごろの食事に
ビタミンB群、ビタミンE、オメガ-3脂肪酸、マグネシウム、タンパク質を取り入れることで、
神経の健康を保ち、肋間神経痛を予防することができます。
食事での摂取が難しい場合は、サプリメントに切り替えてみることをオススメします。
おわりに
肋間神経痛は、日常生活が辛くなるほどの痛みですが、
適切な栄養管理によって、そのリスクを軽くさせ、再発を防ぐことができます。
Kさんの例に見られるように、ビタミン栄養素を意識した食生活が、
神経の健康を支えて痛みを和らげる、そして予防の助けになります。
ビタミンB群、ビタミンE、オメガ-3脂肪酸、マグネシウム、タンパク質を日常的に取り入れることで、
肋間神経痛に悩まされることのない、健康体質をつくっていきましょう!
肋間神経痛の早期改善に、整体アプローチも有効的です。
背骨のすき間を広くさせる整体法で肋間神経のダメージを取り除きます。
早く良くなりたい方や、原因を詳しく知りたい方は、一度、当院にご相談ください。
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